「テーブルにあったら食べちゃう」「本当に木なの?」 木彫りで再現した納豆がリアルすぎると話題に

松田 和城 松田 和城
キボリノコンノ(@kibori_no_konnno)さんが製作した、木を彫って再現された納豆(本人ツイッターより)
キボリノコンノ(@kibori_no_konnno)さんが製作した、木を彫って再現された納豆(本人ツイッターより)

 木を彫ってパックに入っている納豆を再現した画像が、ツイッターで「本物にしか見えない」「テーブルにあったら食べちゃう」などと話題を呼んでいる。投稿した、趣味で木彫り作品を製作しているキボリノコンノさん(@kibori_no_konno)に話を聞いた。

 パックの中にはタレ、内紙を取った後に見える長方形の集合体が。思わず混ぜてみたくなるほどのクオリティーの高さだが、もちろん箸は刺さらない。木の板を四角に切り、彫刻刀で納豆の粒を掘り込み製作。細部には幅1ミリの彫刻刀を使用した。アクリル絵の具とニスで着色し、納豆のツヤ感を再現。ツヤのない部分は木に水分を含めることで、けば立たせて表現した。完成まで20時間を要した〝ネバりの作品〟だ。

 キボリノコンノさんは「納豆のツヤのない部分をリアルに表現するため、さまざまな木材に水を含ませてけば立たせて、よりリアルに見えるカツラの木を選びました。また、納豆の粒の下にも粒があるので、立体感を出すために小さな隙間から下の粒を彫るのが難しかったです」と製作を振り返った。

 同作は、キボリノコンノさんが木彫りを始めて2カ月後の昨年11月に製作。ナッツや硬いお菓子など、木で作るのにイメージしやすいものを製作してきたが、「何か木では表現しづらそうなものを作ってみたいと思いました」。硬いイメージとは遠い納豆に挑戦した。

 17日の投稿からリツイート数は1万4000を超え、12万件以上の「いいね」を獲得する大反響。キボリノコンノさんは「本当に木なの?」「俺は信じない!」と冗談交じりに疑う声も含め、さまざまな反応を楽しんでいるという。「木彫りの納豆というちょっとシュールな作品にここまで反応をいただけると思っていなかったのでとても驚きました」とコメントした。

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