パク・ボゴムと元miss A・スジが描く「AI(愛)」 最も期待される韓国人気俳優のタッグ 待望の公開は?

ファン待望の映画『ワンダーランド』に出演するパク・ボゴム。
ファン待望の映画『ワンダーランド』に出演するパク・ボゴム。

ファン待望の共演が見られる映画が公開を控え、韓国では作品に対する期待が高まっている。

そこで、パク・ボゴム&元miss A・スジ カップルの最新映画を紹介する。

2人が息を合わせるのは、『ワンダーランド』。

本作は、様々な理由で会うことのできない家族や恋人と、AI(人工知能)技術で再会させてくれる、近未来の死後世界を管理する“仮想世界ワンダーランド”を舞台に繰り広げられるストーリーだ。

出演はパク・ボゴムとスジの他に、コン・ユ、タン・ウェイ、チョン・ユミ、チェ・ウシクと、超豪華ラインアップ。

スジは、事故で植物人間になってしまった恋人に会えるよう、“ワンダーランドサービス”に依頼する20代女性を演じ、パク・ボゴムはその恋人を演じた。

ちなみに、コン・ユとタン・ウェイは夫婦役を、チョン・ユミとチェ・ウシクはワンダーランドの管理者に扮する。

映画公開を控え、それぞれがどのような姿で登場するのか注目されているが、その1組がパク・ボゴム&スジだ。

パク・ボゴムといえば、ほとんどの作品で共演者と息の合った姿が話題となってきた。2015年には、ある韓国メディアから『今年のケミ(ケミストリー)王賞』を贈られたほど。

加えて、俳優としての実力も認められており、特に『恋のスケッチ〜応答せよ1988〜(tvN/2015)』では、言葉数の少ないキャラクターを繊細な表情で演じ、視聴者はその演技力の高さに感嘆した。

そして、現代劇では初めてロマンスジャンルに挑戦した『ボーイフレンド(tvN/2018)』で、正統派ラブストーリーを見事に描き出したとの評価を得ている。

一方スジは、映画『建築学概論(2012)』をきっかけに、大衆から“国民の初恋”と呼ばれ多くの人に愛されている女優の一人。

一時、感情表現や発音などの指摘を受けたことがあったが、血の滲むような努力で乗り越え、最近ではCoupang Play(ク―パンプレイ)シリーズ『アンナ(2022)』で、批判されがちな役柄を立体的に描き出し、見る者の共感を呼んで大きな話題に。

そんな2人が出演する『ワンダーランド』は、パク・ボゴムが2020年8月に一足先に撮影を終え、2021年5月にクランクアップ。

しかしながら、公開日に関していまだ公式発表はない。

当初、2021年に本国で公開される予定だったそうだが、ある韓国メディアによれば、新型コロナウイルスの影響により、一部の国ではNetflix(ネットフリックス)での配信が計画されていると報じたられた。

しかしそれは昨年のことであり、現在まで具体的な話は聞こえてこない。

あくまで噂レベルではあるが、Netflix側は「決まっていることは何もない」という態度を示しているそうで、交渉が決裂したのではないかと囁かれている。

興行収入の観点から、連休のある秋夕(チュソク/日本でいうお盆)に合わせて、封切りされることを予想していた映画ファンもいたが、それも不発に。

年内で言えば、クリスマスのみ可能性が高いが、現時点でプロモーション活動なく、望みは薄そうである。

パク・ボゴム&スジカップルが描くAI(愛)に、期待を寄せているファンが多いだけに、1日でも早い公開情報が待たれるところだ。

(構成:西谷瀬里)

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