米電気自動車メーカー・テスラCEOで世界屈指の大富豪であるイーロン・マスク氏(51)が、J・R・R・トールキンは『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』のことで「墓で寝返りをうっているだろう」とコメントした。アマゾンのプライムビデオによる新作の男性キャラクターは、皆「臆病者か馬鹿者、もしくはその両方」と批判した。
トールキンの小説『指輪物語』を原作とした話題のドラマについて、マスク氏はツイッターに「トールキンは墓で寝返りをうっているだろう」と綴り、それに続く投稿で「これまで出てきたほぼ全ての男性キャラクターは、臆病者か馬鹿者、もしくはその両方だ。ガラドリエルだけが勇敢で聡明、いいやつだ」と説明している。
また、制作側が非白人の俳優をキャスティングしたことで、それを不服とする人種差別的なコメントもオンライン上で見られるが、マスク氏は自身の批判は正当だとして、「『力の指輪』を批判するものは、それがなんであろうと人種差別者だと言う者は、自分自身が隠れ人種差別者だってことを公表しているようなものだ」と綴っている。