国際政治学者の三浦瑠麗氏が6日、フジテレビ系「めざまし8」に出演し、静岡・牧之原市の川崎幼稚園の送迎バスに取り残された3歳女児が死亡したことについて、怒りをにじませながらコメントした。
送迎バスに乗っていた園児は6人。運転をしていたのは男性園長で女性の派遣職員も同乗していた。午前8時50分にバスは幼稚園に到着し、園児は下車。その後屋外駐車場に移動した。午後2時10分ごろに女児がバス内で発見された。午後2時ごろの気温は30度を超えており、車内はかなりの高温になっていたとみられる。
永島優美アナウンサーは「2人チェック体制を組んでいたと思うんですけど、どちらかがチェックしてくれているだろうという、無意識にそういう思いがはたらいてしまっていたのか、とにかく、取り残されたお子さんが暑くて苦しかっただろうと思うと本当に胸が痛いですね」と沈痛な面持ち。三浦氏は「確認をしない意味が分からない」とぶぜんとした表情を見せた。
自身も母親でもあるだけに「複数の親で子供6人ぐらいいて、車に乗せてたとしますよね。親だったら必ず確認しますよ。子供がいなくなっていないか常に確認しますし」と納得いかない様子。バスに乗っていた園児が6人だったことに「見落とす人数じゃないじゃないですか。最初、2~30人でもいたのかと思って」と突き放すように語った。
女児を見落としてしまったことを「悪意はないんでしょうけど、許されるべき話ではない」と断罪。「そもそもあずかる責任者たり得ない。この日だけの話じゃないんじゃないかという風に思いますよね」と日常的にチェックが甘くなっていたと推測した。