NHK党の立花孝志党首(55)が、先日行われた党の定例会見で、自身の髪形について「ベッカムヘア」であるとし、2013年から髪形を変えない理由を明かした。
立花氏は、サッカー日韓W杯でベッカム旋風が巻き起こった2002年から、髪形をソフトモヒカンにしている。「ワールドカップの時にベッカムが流行った時からベッカムヘア。ただ、選挙に出るまではパーマをかけたりはしてたんで、この髪形をし出したのは2002年からですけど、選挙に最初に出た2013年までは髪形は変えてました。これが主でしたけど」と説明した。
ベッカムヘアにする理由について「ハゲが隠れるんですよ。つむじが薄いんで。短くして髪を立てると、意外に髪の毛の量があるっていう。理髪店では結構細かく指定します。後ろと横は6ミリ」と利点を語る。
地方選挙に初挑戦した2013年から髪形を変えない理由について「イメージ。服のイメージとかも含めてなんで。特に髪形は、選挙の勝ち方、原則みたいなものがある。写真なんかも絶対同じものを作らなきゃいけない。名刺の写真、政治活動用の写真、選挙運動用の写真とかっていうのは、同じものを使うのが原則。会ったときに髪形が違うと、一致しない」と話し、緻密なイメージ戦略の一端を見せる。
立花氏は「応援演説に行った時に立花って認識されないと、有権者としては分からない。『このポスターはあの人、この人とこの人は一緒』っていうのが必要なので、髪形は変えられない。政治家で、イメチェンで髪の毛切ったって人いないでしょ?女性だと特に」と、トレードマークの短髪は今後も不変だとした。
散髪には3週間に一度行っているといい「だいたい1000円。今は1200円だけどね…」と、1000円カットの理髪店に通っているという。知名度アップで、最近では理容師から「立花さんですよね?」と声をかけられることも多く、髪形の説明も楽だという。