杉田水脈氏 過去炎上の質問続々 激しい大臣政務官会見「多様性否定したことない」安倍氏質問は涙声

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 杉田水脈氏
 杉田水脈氏

 岸田文雄内閣の改造で、総務大臣政務官に就任した杉田水脈議員(55)が15日の就任会見に関して、16日付のツイッターで「旧統一教会、河野談話、LGBTに安倍元総理の銃撃と、総務省に関係ない質問ばかりでした」と投稿した。約30分、旧統一教会との関係や、過去に言動が炎上した件についても質問が飛び、杉田氏が「本日は総務大臣政務官としての会見です」「個人の信条を述べるのは控えたい」と繰り返す一幕もあった。

 旧統一教会問題に関しては「関係団体を含め旧統一教会から金銭的支援や人的支援を受けたことは一切ありません。今後も旧統一教会に限らず、社会的に問題のある団体とは一切関係を持たないこと、疑念をもたれることもないようにすることをお約束申し上げたい」と述べた。

 その後、質問が相次ぎ、2016年の米国講演については講演した施設が「レンタルスペース」で教団関連施設だった。2019年の熊本講演は「主催団体の役員の1人が教団関係者」だったが、いずれも当時は承知していなかったと説明した。

 過去の発言などについては、「ブログで見解」を記しているとし、「私は多様性を否定したこともなく、性的マイノリティーの方を差別したこともない」と述べた。

 最後に、政治信条的にも近い関係にあったとされる安倍晋三元首相の事件について聞かれると、涙声で「あってはならないことが起こった。旧統一教会の問題だけでなく、事件の全容が解明されることを祈っています」と語った。

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