アニメ映画「ONE PIECE FILM RED」(8月6日)の公開記念舞台あいさつが13日、都内で行われ、これまでに動員360万人、興行収入50億円を突破していることが発表された。
7日までの公開2日間で動員数157万人、興行収入22・5億円を突破し、ワンピース映画史上NO.1のスタートを記録した勢いは止まらず、興行収入100億円超えも視野に入った。ルフィ役の田中真弓は「本当すごいことになっている。後半号泣してもう1回見ないとよく分からないと言っていた友達もいました」と笑顔を見せた。
イベントではステージに設置された巨大パネルの映画感想コメントをもとに、12人の登壇者がトークを展開。ゾロ役の中井和哉は「あまりの衝撃に言葉をうまくつづれない」というコメントを選択。知人によく映画の感想を求められるというが、「『ダー!』みたいな、変な奇声を発するしかない。おもしろかった、すごかったという言葉でまとめちゃうのはなんか違う気がする映画だと思います」と話した。
原作漫画も最終章にさしかかり、田中は「『海賊王に俺はなる』と言い続けて23年。まだなっておりません。なれるのでしょうか」と今後の展開に期待を寄せた。前日に金曜ロードショー(日本テレビ系)で放送された「天空の城ラピュタ」で主人公・パズー役を担当している田中は、「僕は海賊にはならないよ」と名セリフをまさかの披露。会場が笑いに包まれる中、ルフィのキャラボイスで「海賊王になる男だ」と締めくくった。