ワーナー・ブラザースが、DCの新作映画『バットガール』を公開しない決断を下した。女優レスリー・グレイスがタイトルロールを演じる同作の撮影はすでに終了しており、試写会での反応が悪かったことからお蔵入りが決定したという。
ワーナー・ブラザースは、同作ならびに『スクーブ!ホリデー・ホーント』の公開中止について、こう声明を発表している。
「『バットガール』を公開しないという決断は、DCユニバースとHBO Maxに関連しており、我々の幹部による戦略的変化を反映しているものです。レスリー・グレイスは素晴らしい才能を持つ俳優で、この決断は彼女のパフォーマンスを反映しているものではありません。私達は、『バットガール』と『スクーブ!ホリデー・ホーント』の映画製作者達やキャスト陣に非常に感謝していますし、近い将来皆さんと再びコラボレーションできることを願っています」
アディル・エル・アルビとビラル・ファラーが監督を担った同新作は、『イン・ザ・ハイツ』のレスリーほか、J・K・シモンズ、ブレンダン・フレイザー、バットマン役のマイケル・キートンなど豪華キャスト陣で製作された。