マンモスが復活する可能性があるという。気候変動から地球を救うことを目的に、アメリカのバイオサイエンス企業コロッサルの科学者たちが絶滅したマンモスをよみがえらせる研究に従事しているそうだ。
北極に生きたマンモスが再び棲息することで、地域の再野生化が進み、気温を10度下げることが可能となり、氷冠の溶解と有毒ガスの大気への放出を止めることができると考えているという。
同社は恐竜ティラノサウルスの復活も考えているそうで、ベン・ラムCEOはこう話している。「私たちが開発している絶滅種復活のためのテクノロジーとツールキットは絶滅寸前となっているさまざまな種にも利用可能なものになるはずです」「復活することで世界の悪化した環境システムを助けることが明白な絶滅種を研究しています」
北極の氷冠は現在家庭用ガスの大部分を保持しているが、溶解が進むと大量の二酸化炭素とメタンが大気に放出され地球温暖化が促進されるそうで、ラムCEOはこう続けた。「永久凍土を保存することは人類にとって重大なことです。永久凍土が溶解した場合大変なことになります。その中にはこの惑星のどこの場所よりも多くの炭素やメタンが保持されているからです。壊滅的な事態となるでしょう」