俳優アレック・ボールドウィン(64)の妻でヨガインストラクターのヒラリア(38)が27日、インスタグラムに長文を公開。夫の名声を壊すことに躍起な人間がいると綴った。
昨年アレックは映画「ラスト」の撮影中に、誤って銃から実弾が放たれ撮影監督ハリナ・ハッチンスさんが死亡。そんな悲劇に見舞われた夫にベッドでハグされる写真と共にヒラリアはこう綴っている。
「あなたの世界に入り、あなたの人間となった事は喜びであり目が開かれる経験となっている。素晴らしい瞬間、素敵な人々との出会い、最高の体験、家族を作っていくこと。永遠に感謝している。毎日ね」
2012年にアレックと結婚し6人の子供が誕生、現在7人目の子供を妊娠中のヒラリアは「暗い面としては、この業界のビジネスが裏でどう機能しているのか、公共の目に晒される人々が自分の信条を話し他人を助けようとすると、どれだけの犠牲を強いられるかということがある。こういったミッションの敵はあなたを壊そうと企む。あなたの声や目的を合法にさせないために」と続けた。
さらに「新しい手法でもなく歴史的なもの。でも今や人々を貶し、えり好みしたものをまとめて文脈をふまえずにまとめる、もしくは嘘八百を作ることがあまりに容易になった。そして人々が簡単にそれを信じる、もしくは恐怖で沈黙することも。あなたが自分の信じることのためにどれだけ一生懸命闘っているのかは皆知っている。私たちはそれに感謝している。彼らの声を聞くことで、暗くネガティブな意見が弱まる。私はあなたの暗黒の瞬間を見てきた一人。人間的なね。映画のスターダムや公の存在とは離れたもので人々は余りにも早くそれをやり玉にあげるけど」とした。
同事件は2021年10月21日に同映画のリハーサル中に発生、衣装から取り出した銃になぜ実弾が入っていたのかは公式な発表がない段階だ。現在アレックは有罪で起訴されてはいないものの、サンタフェ郡保安官事務所のアダン・メンドーザ氏は同事件での責任から免れたわけではないことを「トゥデイ」に明かしていた。