TKO木本の「責任」の可能性 清原弁護士が条件示し指摘

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 TKO・木本武宏
 TKO・木本武宏

 国際弁護士の清原博氏が27日、TBS・CBC系「ゴゴスマ~GoGo Smile」にリモート出演し、7億円にのぼる巨額の投資トラブルが発覚したTKOの木本武宏について「責任」が生じる可能性を指摘した。

 木本は2、3年前に飲み友達として知り合ったという投資家に「いいもうけ話がある」と誘われて約1年前から投資を開始。投資内容はFXや不動産投資で、運用は完全に投資家に任せ、もうけが出たことから周りの芸人友達らに紹介していた。木本の個人事務所関係者は26日、デイリースポーツの取材に答え、木本が出資した投資家が「今すぐには返金できない」の一点張りだと明かした。

 清原弁護士は、騒動について「木本さんが仲介料とか紹介料を取ってなければ、経済的なメリットはない」とした上で「A氏(投資家)から『お金を集めてくれ』と依頼を受けて木本さんが多額のお金を多くの方から集めたとなりますと、A氏の犯罪的な行為に加担をしているということになりますから問題や責任が生じてくる可能性が出てくる」と説明した。木本が投資家を紹介するだけではなく、投資を持ちかける、あるいは別の出資者(木本の場合は他の芸人などに当たる)からお金を預かるなどしていたら「A氏と共同して投資話をやっているということになってくる」と“条件”を満たせば責任問題に発展する可能性もあると解説した。

 投資家は、金融商品取引法で義務づけられる登録をしていない業者であったことも明らかになっている。木本自身はトラブルに発展するまで知らなかったという。

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