俳優のケイン・コスギ(47)が23日、都内で「劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア」(坂本浩一監督)の公開記念舞台挨拶に登壇。今作でウルトラマン、戦隊ヒーローに続く3大特撮作品での変身を果たし「カッコイイ仮面ライダーでした」と、声を弾ませた。
劇中ではライダーたちを圧倒する格闘技術を駆使するハイジャック犯で、仮面ライダーダイモンに変身するアヅマを熱演。これで「忍者戦隊カクレンジャー」(1994年)、「ウルトラマンパワード」(1995年)に加え、3大特撮作品を制覇することになった。
坂本浩一監督はアクションシーンに定評があるだけに「監督が坂本さんと聞いて、焦ってトレーニングしました。仮面ライダー出演が決まった時はすごくうれしかったけど、それは一瞬でした。期待に応えたかった。アクションを頑張らないと、とプレッシャーでした」と振り返った。
主人公で仮面ライダーリバイに変身する前田拳太郞とアクションシーンで共演。前田から「ケインさんは怖いくらい速い。本番前のテストは50%でやりますが、ケインさんの50%は僕にとっては100%。全力でした」と感想を伝えられ、「前田さんも動きが良くてやりやすかったです」と返答。手応えあるシーンに、お互いたたえ合っていた。
舞台挨拶には日向亘、井本彩花、映美くらら、戸次重幸、坂本浩一監督が登壇。JO1・豆原一成はビデオメッセージを寄せた。「劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア」「暴太郎戦隊ドンブラザーズ THE MOVIE 新・初恋ヒーロー」の2本立てで公開中。