「機動戦士ガンダム 水星の魔女」シリーズ初の女性主人公役に市ノ瀬加那「先輩方のバトン受け取った」

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
イベントに参加した市ノ瀬加那=横浜市内 (C)創通・サンライズ (C)創通・サンライズ・MBS
イベントに参加した市ノ瀬加那=横浜市内 (C)創通・サンライズ (C)創通・サンライズ・MBS

 10月にTBS・MBS系で放送がスタートする人気シリーズ新作「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の主人公スレッタ・マーキュリー役を市ノ瀬加那、ミオリネ・レンブラン役をLynnが担当することが14日、明らかになった。同日、横浜市のGUNDAM FACTORY YOKOHAMAで開催されたイベントで発表された。

 「Dr.STONE」の小川杠役などで知られる市ノ瀬は、「ガンダムシリーズのTVアニメーション7年ぶりの新作、そして初の女性主人公ということで楽しみにしてくださっている方が本当にたくさんいらっしゃると思います。そんな中、自分がガンダムの主役として演じられる日が来るとは思いませんでした。私の演じさせていただく、スレッタちゃんは内向的でコミュニケーションが少し苦手なところがあるのですが、そんなところが親しみやすいですし、オーディションでも共感しながら演じていました。そして自分の意見を頑張って伝えようとする所やガンダムに乗るとかっこよくなる部分がとても好きです。精一杯演じさせていただきます。学園でどのようにガンダムが動くのかお楽しみください!」と意気込みを寄せた。

 「約束のネバーランド」のギルダ役などを務めたLynnは「ガンダムシリーズの新作制作が発表され、これまでとは違ったアプローチであるということを知り、大きな期待を抱きいつも以上に気合いを入れてオーディションに臨みました。ミオリネ役を任せていただけることになり、いつか叶えたいと思っていた夢がひとつ叶った喜びを感じると共に、重責に身が引き締まる思いです。ミオリネが抱く怒りや望みなどの複雑な想いにしっかりと向き合い表現できるように、そして素晴らしい作品を皆さんに届けられるように、尽力したいと思います」と決意を述べた。

 同イベントでは「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の前日譚「PROLOGUE」が初公開された。横浜の「動くガンダム」、台場の「実物大ユニコーンガンダム立像」、上海の「実物大フリーダムガンダム立像」、福岡の「実物大νニューガンダム立像」を、ガンダム作品のBGMやレーザー演出で同時連動させる企画などが実施された。市ノ瀬は「ガンダムは日本のアニメ文化を作ってきた作品のひとつ。携われることが光栄です。今までガンダムに携わってきた先輩方のバトンを受け取ったと思って『水星の魔女』の主人公を、しっかり演じたい」と、改めて決意を口にした。

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