チョコレートを、ラベルやヴィンテージなどにこだわるワインのように楽しむ日が来るという説が出てきた。専門家によると何の原料も追加することなく、ベリーやナッツ、キャラメル味のチョコレートを製造することが可能となるそうだ。
ココア豆の発酵方法を変化させることで様々な風味を作り出せるとしてノッティンガム大学のデヴィッド・ゴパルチャン博士はこう話す。「チョコレート業界はワイン業界のようになると思います。特定の国もしくは年の好みの味のチョコレートを楽しむことができるようになるでしょう」
そして、チョコレートはより体に優しいものになってゆくとして、「より良い自然な味を求め、砂糖を減らし、ココアを増やす。チョコレートはより健康的なものになってきています」と博士は続けた。