激戦の東京選挙区は朝日健太郎氏がトップ当選 連続トップの蓮舫氏はよもやの4位、生稲晃子氏は5位

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
朝日健太郎氏
朝日健太郎氏

 参議院議員選挙の投開票が10日に行われ、11日早朝に全選挙区の開票が終了。激戦となった東京選挙区では、自民党の朝日健太郎氏が90万票を超える得票数でトップ当選となった。

 過去2回の改選でいずれも100万票を突破し、トップ当選を果たしていた立憲民主党の蓮舫氏は、67万票あまりで4位。戦前の予想に比べて、票数が伸びなかった。

 蓮舫氏は選挙戦を振り返り「私に対するエールであるとか声援は温かいものをいただきました。ただ、全体の選挙は厳しかったです」と発言。さらに「立憲民主党が何をやりたい政党なのか、野党第一党として何をしてくれるのかというメッセージ性が薄かったと思います」と反省も口にした。

 朝日氏とともに自民党から出馬したタレント・生稲晃子氏は、蓮舫氏に続く5位の獲得票数で当選。当確が出たのが10日午後11時30分ごろと、こちらも〝予想外〟の苦戦となった。生稲氏はテレビ各局の生インタビューは一切受けず、生放送での肉声も届けることはなかった。

 この件に関して、テレビ東京系選挙特番「池上彰の選挙ライブ」内で、司会の池上彰氏が言及。同局の記者が、匿名を条件とした生稲氏陣営の関係者から「生稲さんは国会議員としての資質、勉強が圧倒的に足りないからだ」と説明されたと暴露した。だが、よろず~ニュースなどの取材に応じた生稲氏の選対関係者は、この情報を否定し「テレビ東京に怒っている。ああいう報道をされて『どうなっているんだ』という電話が我々のところにあった」と憤りを表した。

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