お尻の魅力〝集ケツ〟「尻博2022」開幕 美南ナミ「日常からの解放」自らモデルで体現

山本 鋼平 山本 鋼平
NAPOYAN氏の作品
NAPOYAN氏の作品

 西洋絵画のルーベンスやルノワールがモチーフとし、日本でも江戸時代に葛飾北斎ら有名絵師が春画で描いた「お尻」をテーマにした「尻博2022」が1日、東京・秋葉原のDUB GALLERY AKIHABARAで開幕した。イラストレーター、絵画、フォトグラファー、モデル、立体造形など多様な作家が集結。現代的解釈でお尻に迫った。

 3年連続3回目となる同展。初回はフォトグラファーが大半だったが、多種多様な作家が参加するようになった。ガラス作家のP.P★★★CRYSTALは、ウエストからお尻への曲線を表現したグラスを展示。お尻フェチではないが「お尻好きにも納得してもらえるフォルムを意識しました」としたうえで、作品の手応えを「手のひらに乗せるとなじんで、これほど癒やされるのかと驚きました。そうでなければ何個も作りません。普段の作品を考えると、悔しさすら感じました」と語った。先鋭、鋭利さ等とげとげしさを表現したものが多かっただけに、お尻の魅力を初めて実感する今展示となったようだ。

 第1階から運営に携わるフォトグラファーのComet.は「お尻好きにも、そうでない人にも魅力が伝わるよう、写真だけにとらわれず毎回趣向を凝らしています。お尻のテーマさえ外さなければ、何をしても自由です」と同展について説明。「ここに来れば、老若男女問わずさまざまな人と交流ができると思います」と多彩な作品が並ぶ空間への手応えを語った。

 武蔵野美大卒業後、アーティストのアシスタントとして働きながら、モデルとしても活動する美南ナミは、3年連続でフォトブースを作成。今回は会場の2か所に設置。「楽園をモチーフに、来場したお客様が日常から解放され、気持ちも軽くなってお尻を出して撮影していただける空間を目指しました」。フォトスペースを昼、ラウンジスペースは夜をイメージ。パステルカラーを取り込むことに挑むなど意欲的。さっそく自らモデルを務め撮影に臨んでいた。

 同展は7月18日まで。4、11日休館。開場時刻、入館方法は公式サイトまで。参加作家はNAPOYAN、あるるも、吉岡雅哉、FUM、三嶋哲也、Comet.、美南ナミ、mono、くそむし、MOIRA、P.P★★★CRYSTAL、ケツ学、わくら。

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