マラドーナ氏の死を巡り 8人の医療関係者が裁判へ 有罪なら最高25年の禁固刑も

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 ディエゴ・マラドーナ氏
 ディエゴ・マラドーナ氏

 ディエゴ・マラドーナ氏の死をめぐって、8人の医療スタッフが裁判にかけられる。サッカー界の伝説的スター、マラドーナは、脳血腫の除去手術を受けた2週間後となる2020年11月に60歳でこの世を去ったが、検察側はその死が医療チームによる数々の欠陥が原因であったとしており、医師や看護師、精神科医らが過失致死の罪に問われることになった。

 マラドーナの死について昨年、捜査に参加した20人の専門家は、医療チームが「不適切で不十分かつ、無謀なかたち」で行動していたとしており、医療施設で適切な治療を受けていれば、「生存していた可能性は高かった」としていることから、担当判事はそれがマラドーナの死を招いたのではないかと疑いをもっていると法廷書類には記されている。

 今回裁判にかけられる8人が有罪となれば、最高25年の禁固刑に科される可能性がある。

 これに対し、現時点で8人全員が容疑を否定しており、精神科医は自身の治療がマラドーナの死に関連していないとして棄却を求めている。

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