韓国の7人組ボーイズグループ・BTSが一時的に活動を休止する。メンバーそれぞれがソロに進むものの、解散ではないという。欧米メディアも電撃的な一報を大きく報じている。
ジン、シュガ、J-Hope、RM、V、ジミン、ジョングクの7人が、グループ結成9年を祝う会食「FESTA」の最中にファンのARMYらに報告。RMは「いつもBTSは他とは違うグループだと思っていた。けどK-popや全てのアイドルのシステムの問題に、成熟する時間をくれないことがある」「音楽を作り続ける、何かをやり続けなくてはいけないんだ」と明かし、J-Hopeは、「また一つになるために、別々の時間を僕らは過ごすべきだと思う。ネガティブな事だと捉えず、健康的なプランだと思って欲しい。これでBTSは更に強くなるんだ」と続けた。
シュガは、「バンド解散じゃないから!」と、ジミンは「何が起ころうと、ファンの皆の記憶に残るアーティストでい続けたいと思っている。それが今僕らが倦怠期を迎えている理由で、自分たちのアイデンティティを見つけ出すという、長くへとへとになる過程の最中なんだ」と語っていた。更にVは自分たちは別れるわけじゃないと強調、再会してからのグループの相乗効果は他の追随を許さないものとなると自信を見せていた。
ちなみにジョングクは12日にソロシングル『My You』 をリリースしたばかりで、来月にはJ-Hopeが米シカゴで開催されるロラパルーザ・フェスティバルにヘッドライナーとして出演予定だ。
BTSは先日、ホワイトハウスでバイデン米大統領と面会し、ヘイトクライム撲滅を呼びかるなどの社会的な活動にも注力するなど、欧米でも音楽の枠を飛び越えた特別な存在になっている。2010年に結成された同グループは、昨年12月にも活動休止を発表。当時は充電期間が必要だと話していた。ちなみに2019年にも短期の活動休止期間を設けている。