スシローに聞く〝おとり広告”今後の対策 「広告表現の見直し」「研修の実施」などと回答 消費者から戸惑いの声

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
画像はイメージです(Nagahisa_Design)
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 回転寿司大手「あきんどスシロー」(大阪府吹田市)が9日、消費者庁から表示法違反(おとり広告)で再発防止を求める措置命令を受けた。スシローは昨年9月から12月に、期間限定としていた「新物!濃厚うに包み」「とやま鮨し人考案 新物うに 鮨し人流3種盛り」「冬の味覚!豪華かにづくし」の3商品について店舗にウニやカニの在庫がなく、提供できないケースがあると分かっていながらテレビCMやインターネット上で広告していた。

 あきんどスシローを傘下に置く「FOOD&LIFE COMPANIES」の広報担当は10日、よろず~ニュースの取材に応じ、今後の再発防止に向けた方向性について回答した。

 措置命令から一夜明け、消費者からさまざまな声が寄せられているという。「こういった自体になった現実を真摯(しんし)に受け止めさせていただきまして、消費者庁さまとの連携をとっていきたいと思っております」。今回受けた指摘の内容から、今後の広告表現について見直していくという。「景品表示法について、社内で研修などを実施してしっかりと理解をした上で再発防止に努めてまりたいと思います」と話した。

 業界最大手の問題ということもあり、消費者からも戸惑いの声があがっている。ネット上では消費者に対する〝裏切り〟ともいえる行為に「キャンペーンやコマーシャルで客を集めているのにこのような裏切り行為は許されない。シェア1位のプライドはないのか!」「確かに毎回キャンペーンのは売り切れでいつもマグロとかしか食えず帰ってたわ。うその広告に釣られたのか…」などの声が寄せられている。

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