女優のグウィネス・パルトロウ(49)が、自身のライフスタイルブランド「グープ」が発表した高級オムツについて言及した。同ブランドが最近、アルパカのバージンウール使用、アンバーの宝石で止められた12枚入り120ドル(約1万5000円)の使い捨てオムツを発売と告知したところ世間では論争が勃発、グウィネスが弁明したかたちだ。
「グープが12枚入り高級使い捨てオムツをローンチしたんだけど、怒りの声がいっぱい寄せられて。いいことだわ。私たちをムカつかせるために作られたものだから。“オムツを高級品として扱うことはあなたたちを怒らす”ならオムツを高級品かのように税を課すことについてはどうなの」「このオムツは本当の問題を照らすためのニセモノの商品だから」「オムツは絶対的な必要なものなのに、33の州で生活必需品と見なされていない。高級品と同じ課税がされている。3世帯中1世帯の家族がオムツを買うことが困難になっているのもこのせい」
ちなみにアメリカではオムツは州により価格の1.5%から7%が課税される仕組みとなっている。
現在はブラッド・ファルチャックと結婚、元夫クリス・マーティンとの間にもうけたアップル(17)とモーゼス(16)の母親でもあるグウィネスは、オムツの免税が解決法ではないことは承知しているものの、購入が困難な家族らを何らかのかたちで援助する必要があると訴えていた。そして120ドルというその偽オムツの価格は、1年間に子供を持つ親が払っている税金を踏まえてのものだったそうだ。
グウィネスはこのキャンペーンをアメリカの貧困家族を支援し育児にかかる生活必需品を提供する非営利団体Baby2Babyと共に実施、同団体へのサポートを呼び掛けていた。