コメディアンのデイヴ・シャペル(48)が、ライブパフォーマンスの最中に襲撃されたという。ロサンゼルスのハリウッド・ボウルで3日、開催中の「ネットフリックス・イズ・ア・ジョーク」フェスティバルに出演していた際、ステージに乱入した男からタックルされた。
ソーシャルメディアに投稿された動画には、ステージに立っているデイヴに向かい男が脇から突進してタックルする姿が捉えられている。
デイヴを助けるため警備員とジェイミー・フォックスがステージに駆け上がったそうで、別の動画ではその男が警備員に拘束されたところが見て取れる。
デイヴはその後観客に向かって「奴の後頭部をつかんだら、スポンジみたいで吸収性があったよ」とコメントした一方、ジェイミーは「聞いてくれ。僕は素晴らしい時間を過ごしたと言いたいところだけど。この男は天才だ。だから常に彼を守らなきゃいけないんだ。ここに上がる全てのコメディアンにとって、これはとても意味があるものなんだ。君達は天才でレジェンドだ。僕は心から楽しんだし、僕達は、君達に何かが起こるなんてことは許さないよ」と語った。
そんな一方、2021年のネットフリックス作品「デイヴ・シャペルのこれでお開き」ではトランスジェンダー嫌悪のコメントをしているとして非難の的となっていたデイヴはこの事件後、タックルしてきた男は「トランス男性」だったとジョークにしていたようだ。