トランプ前米大統領 果物で殺されることを警戒していた「投げようとしたら誰でも打ちのめせ!」

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トランプ氏はフルーツ爆弾を警戒していた!?=写真はイメージ(Zamurovic Brothers/stock.adobe.com)
トランプ氏はフルーツ爆弾を警戒していた!?=写真はイメージ(Zamurovic Brothers/stock.adobe.com)

 米国のドナルド・トランプ前米大統領は、フルーツで殺されることを恐れていたという。トランプ氏は、2015年のキャンペーン大会で、トマトや果物を投げつけようとしているデモ参加者を見つけたら阻止するよう指示していたことを供述録取の中で明らかにした。

 トランプ氏のボディガードから暴行を受けたとされる抗議者グループによる訴訟で最近公開された供述録取で同氏は、原告側の弁護士から「『もしトマトを投げようとしている人を見たら打ちのめせ』とあなたは言いましたか?」と尋ねられ「そうですね。とても危険でしたから。私達は脅かされていたのです」「彼らはフルーツを投げようとしていた。私達は脅かされていたんです」と答え、そのことについて知らされていたかと質問されると「そう言われました。シークレット・サービスがそれに関連していたと思いました。フルーツを投げられるとね。とても暴力的なことです。私達はその警告を受けていましたよ」と答えた。そしてトランプ氏側の弁護士が「トマトはフルーツですからね。種がありますし」と続けた。

 そして原告側の弁護士から、「フルーツを投げようとしている人なら誰でも打ちのめせ」と誰に言ったかと質問され「それはオーディエンスに言いました。冗談でね。しかし少し真実があるかもしれません。とても危険なものです。それで殺されることだってあります。フルーツでやられると警告を受けていましたからその心づもりをして欲しかったのです。フルーツの中には酷いものがあります。ちなみにトマトも悪いですがね。とても危険ですよ。当たれば、とても強く当たることになっていたでしょうから」と答えた。

 1970年の反戦デモでは、リチャード・ニクソン元米大統領に「卵やトマト、野菜」、2009年にはサラ・ペイリン元アラスカ州知事にトマト2つが投げつけられたが両者に怪我はなかったという。

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