東京・銀座のインド料理店・ナイルレストランの店主を務めるナイル善己氏が15日、公式ツイッターを更新。一部で女性に対する性加害を報じられた、先代店主で「有限会社ナイル」取締役のG.M.ナイル氏を解任したことを発表した。
善己氏はツイッターに、「お客様並びに関係者の皆様へ【お詫びとご報告】」と題した文書を投稿。「この度は先代であり弊社取締役でもあるG・Mナイルが世間を騒がせてしまい大変申し訳ございませんでした」(原文ママ)と謝罪した。
善己氏が代表取締役に就任した17年4月1日以降は、G.M.ナイル氏はレストランの調理や経営には一切関わっていなかったことを説明。その上で「会社組織の取締役として名を連ねている事を踏まえ、即日解任致しました」とし、「常日頃ご利用いただいているお客様並びに関係者の皆様を動揺させる形となり大変申し訳ございませんでした。私共といたしましては、今後も従業員共々変わらぬ努力を続け、お客様に愛される料理を提供出来るよう、より一層励んで参ります」と締めくくった。
「ナイルレストラン」は、東京・歌舞伎座の向かい側という立地もあり、故・中村勘三郎さんや市川團十郎さんといった大立者にもファンが多いことで有名な料理店。その2代目店主であるG.M.ナイル氏は、14日発売の「週刊新潮」で知人女性に対する性加害が報じられていた。善己氏はよろず~ニュースの取材に対し「ツイッターで書かれたことが事実です」と話した。