ダウン症を持つ26歳モデルが高級下着メーカーの“顔”に「限界を作らない。夢は大きく見なきゃ」

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写真はイメージです(Nuthawut/stock.adobe.com)
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 モデルのソフィア・ジラウ(26)が、障害を乗り越えることの大切さを語っている。ダウン症を持った初めての高級下着ブランド「ヴィクトリアズ・シークレット」のモデルとして知られるソフィアは、染色体が一つ多くあることが原因の障害を理由に限界を設けることはしないという。

 ヤフーの「ウィメンズ・ヒストリー・マンス」のライブ配信(3月29日)に登場したソフィアはこう語る。「誰もが一生懸命働き、自分で生活し、自身を養うことができる。内側も外側にも限界を作らない。たくさんの目標を設定し、夢は大きく見なきゃって言うわ」

 そして自身の母親について、「ママが私を奮い立たせてくれる。何故って世界一のママだし、小さな頃から今までずっと大好き。たくさんのことを教えてくれたし、自分の限界を作らないということもね。だから私には何も制限はない。内側も外側も制限されない。私は教養のある女性だし、自制もできる」と称賛の言葉を送っていた。

 2019年にモデル業をスタート、翌年にニューヨーク・ファッション・ウィークにデビューしたソフィアは子供の頃から「モデルとビジネスウーマン」になることを常に夢見ていたそうだが、ヴィクトリア・シークレットの「ラヴ・クラウド」コレクションの顔に選ばれた際のエピソードについて、「空港に行って車に飛び込んだ。到着するやそのラインのブラや全てを付けてモデルをし始めた。ほかのヴィクトリアズ・シークレットのモデル達にも会った。とてもうまく行ったわ」と明かしていた。

 同ブランドは最近、性的不正行為が明るみになり、そのあまりに女性的な市場戦略を立て直したことで知られている。ちなみにソフィアは、モデルの次の目標についてこう続けた。「私の次の夢はダンス。たくさんのアーティストと一緒に。シャキーラ、ビヨンセ、レディー・ガガ、ジェニファー・ロペスとか私をインスパイアする人たちとね」

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