イルカ、オス同士で結託し交配相手を探すことが判明 ライバルグループを負かすため共謀

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写真はイメージです(natasnow/stock.adobe.com)
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 イルカがオス同士で鳴き声を使い、メスとの仲を取り持つという。英国のブリストル大学の研究によると、バンドウイルカは、物理的な活動とは別に、音声信号によって他のイルカとの絆を維持し仲間内での人気を維持するそうだ。

 さらにスイスのチューリッヒ大学の別の研究では、イルカ間での人気と仲間を見つける能力に正相関が見られたという。オスのイルカの一連の群れがライバルグループを負かしてメスを獲得するため、互いに共謀するそうだ。

 ブリストル大学の研究生、エマ・チェルスキンさんはこう説明する。「人間も含め多くの動物は、重要な関係を強化、再確認するために接触という触知性のコンタクトを使います」「しかし社会的な関係が増すにつれ、触知性のコンタクトによる関係性の維持には時間と空間が更に必要となります。オスのバンドウイルカは戦略的であらゆるレベルでの同盟を作ります。大きなグループで彼らがその複数の同盟関係をどのように維持するのかを調べてみたかったのです」

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