吉本興業110周年記念「伝説の一日」出演 もも「M―1より進化した顔ネタ見せる」 前回100周年はNSCの生徒

杉田 康人 杉田 康人
「伝説の一日」に出演するもものまもる。(左)とせめる。(C)吉本興業
「伝説の一日」に出演するもものまもる。(左)とせめる。(C)吉本興業

 創業110周年の吉本興業が4月2、3日に明石家さんま、ダウンタウン、桂文枝、西川きよしらオールスターが出演するイベント「伝説の一日」を本拠地のなんばグランド花月(NGK)で行う。同公演に出演するせめる。(28)、まもる。(28)のお笑いコンビ・ももが、よろず~ニュースの取材に応じ「M―1より進化した顔ネタを見せる」と意気込みを語った。

 4月3日の2回目公演に出演するももは「緊張でガチガチ顔です」(せめる。)「伝説の一ページ顔じゃないですか。日が近づくほど高揚感、ワクワク感で気持ちが増してきました」(まもる。)と、「○○顔」ネタで思いを表現した。1日4公演の座席チケットは完売。オンラインチケットの販売や、東京・ルミネtheよしもと、京都・よしもと祇園花月など各劇場ではライブビューイングも決まった。「伝説の一日」の注目度は、日増しに高まっている。

 2021年のM―1グランプリ決勝進出で、全国に名をとどろかせた。黒髪メガネのせめる。は「伝説の一日に出られるのは、M―1の決勝に行ったからというのが大きい部分だと思う」と〝M―1効果〟を実感する。2022年になってから、すでに約200ステージに出演。昨年は1カ月6回程度だったという。

 1年365日、2人でネタ合わせを欠かさない。金髪、ヒゲでヤンキー風のまもる。は「休みの日も公園に集まって、やったりしている。舞台の合間にも『あそこを変えてこうしよう』と話し合っている」と明かす。せめる。は「劇場に出る心構えというか…トリですべると公演が全部だめになるので、ネタが失敗できない、ウケないといけないという気持ちがある」と責任感も芽生えた。日々笑いに磨きをかけている。

 M―1決勝からの進化を、伝説の一日で見せる。まもる。は「M―1から3カ月で、顔ネタも進化した。いっぱい進化しています。変わった部分を楽しんで欲しいし、全力で笑ってほしい」と胸を張る。せめる。も「28歳の今しかできない顔ネタをやりたい。10年後の伝説の一日は、38歳の年代の顔で顔ネタをやる。今のももを楽しんでほしい」と呼びかけた。

 創業100周年記念の「伝説の一日」が行われた2012年に、2人はNSC(吉本総合芸能学院)入りした。まもる。は「NSCで100年目の生徒と呼ばれていた。すごいメンバーに入れてもらった。認められた感じ」と振り返った。せめる。は「伝説の一日に出る想像はしていなかったが、立ちたいという想像はしていた。10年目で大きな舞台に立ててうれしい」。喜びと誇りを胸に大舞台に上がる。

 「伝説の一日」全公演の座席チケットは完売となったが、オンライン配信チケットは発売中。各劇場でライブビューイングが行われる。オンラインチケット購入ページはhttps://online-ticket.yoshimoto.co.jp/search?q=%E4%BC%9D%E8%AA%AC%E3%81%AE%E4%B8%80%E6%97%A5&type=product?_ga=2.224328539.1710362356.1648440980-912336730.1647262695

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