自身の監督作品に出演したりワークショップに参加した複数の女優などへの性暴力が週刊文春などで報じられた、俳優で映画監督の榊英雄が26日付けで、所属事務所Ruby・sueから契約解消されたことが明らかになった。
同事務所が発表した声明によれば、「週刊誌及びネット上で報じられた内容に対し、社会の一員として、そしてひとりの人間として遺憾の念を禁じ得ません」とした上で「2022年3月26日をもって弊社俳優・榊英雄とのマネジメント契約を解消することをお知らせ致します」と報告した。
同事務所は昨年2月に創設したのと同時に榊と業務提携したという。それだけに、「共に同じ思いで未来を見ていると信じていただけに、この度のことは残念でなりません」と残念がった。さらに「榊本人には、現実をきちんと受け止めてしっかりと悔い改め、今後の自らの人生を歩んで欲しいと願っております」と言葉を送った。
榊は、文春誌上で2週にわたり、合計8人の女性の性暴力行為を告発されている。榊は「過去のことをなかった事には出来ません。それをしっかり肝に銘じ、これからの先へ猛省し悔い改めることを誓い、人を、日々を大事に生きていきたいと思っております」とコメントを発表している。
【以下、事務所報告全文】
関係者各位
平素は大変お世話になり誠に有難うございます。
この度、2022年3月26日をもって弊社俳優・榊英雄とのマネジメント契約を解消することをお知らせ致します。
3月10日、17日、24日発売の週刊誌及びネット上で報じられた内容に対し、社会の一員として、そしてひとりの人間として遺憾の念を禁じ得ません。
弊社創設と同時に、株式会社ファミリーツリー榊英雄と俳優マネジメントの業務提携を締結しました。
俳優活動と並行して監督として制作する姿も見守っていくつもりでおりました。