お笑いコンビ・麒麟の川島明が１８日、フジテレビ系「人志松本の酒のツマミになる話」に出演し、お笑いコンビ・アンタッチャブルの山崎弘也の影響で芸風が変わったと告白した。
この日はダウンタウン・松本人志が新型コロナウイルスに感染したため欠席しており、山崎がメイン席に座っていた。うれしい褒められ方の話題となり、川島が山崎に「あれ、やるんですか？自分の会心のウケのところを家に帰って見直すっていう」と質問。山崎は「やります。覚えてなかったりするんで、自分で言ってて」と無意識のうちに絶妙なボケを繰り出していることもあると説明した。
ここで千鳥・ノブが、収録後に共演者たちが山崎について「あれ、バケモンやな」と驚いている光景を見たことがあると証言。川島は「めちゃくちゃ言われてる」、タレント・小島瑠璃子も「『あんな人いない。あれを超えることはできねぇ』みたいな絶望感のメーク室、いたことあります」と明かした。
川島は「ザキヤマさんと共演することを大阪の若手は『事故る』って言ってますから」と証言。山崎の“危険性”に言及した。続けて「ぼく、かなりザキヤマさんのせいで芸風変わってますから」と明かした。
若手時代の川島は、ボケる相方・田村裕の後ろで静かにたたずんで、最後にボソッとツッコんで笑いを取るスタイルだった。しかし、山崎と共演した際に、グイグイ前に出る山崎のせいで台本の３分の１ほどで収録が終わってしまい、見せ場を作ることができなかった。そういう経験を経て「急いで前出るようになったんです。この人のせいです」とプレースタイルの変更を余儀なくされたと明かした。これに山崎は「ザキヤマチルドレンなんだね」と満足そうに笑みを浮かべた。
