「ウマ娘 プリティーダービー」ナイスネイチャ役や「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」桜坂しずく役などで知られる声優・前田佳織里(25)が12日、都内で初の写真集「おとなのかおり」(秋田書店)発売記念イベントを開催した。日本酒関連のイベントにも参加するなど”酒豪”としても有名な前田。ところが、イベントではお酒を購入する際の悩みがあることを明かした。
写真集のテーマは「おとなの旅情」。しかしながら身長146センチと小柄なため「実年齢よりも子どもっぽく見られがちというところがあるんです」と困り顔。25歳となった今でもお酒をレジに持っていくと年齢確認されるという。それでも写真集では“おとな”の魅力にも挑戦。「ファンの方にも新しい自分を前向きな意味で見てほしいなと思って、子どもっぽい普段の自分と大人の自分、両面を見せることができました」と手応えを口にした。
撮影は東京・伊豆大島、江ノ島などで昨年7月頃から約半年間。砂浜で寝転んでいるカットがお気に入りで「実は夕日が沈む10分前に駆け込みで撮影したんです。ちょうど夕日がさしていて、髪の毛がちょっと赤くなっている部分もすごく好きです」。撮影の終盤に、波の高さが腰の辺りまで急上昇したハプニングもあり「スタッフさん含めて波から逃げていました。ホテルに帰って写真を見返したら、載せられないくらい全力疾走で逃げている私の顔があって。これも逆にNG集で出したいなと思いました」と破顔した。
11日に発売した写真集は、初版1万部超えの大反響。前田自身も出来映えに満足げな様子で「100点(満点)中120点」と自信を見せた。もし2冊目を出すなら「ちょっと背伸びした自分といいますか。めちゃくちゃ大人っぽい、ファッショナブルな格好をしてみたいです」と意欲的。麻雀も特技とあって「確かに雀荘(じゃんそう)で打ったりとかいいかもですね。お酒は結構雑誌内の撮影で飲んでいるんですけど(麻雀は)新しい。マネジャーにすぐ相談してみたいと思います」と笑顔を見せた。