18日放送のフジテレビ系「めざまし8」では17日に行われた北京五輪の女子フィギュア・フリーの結果などを放送した。
ドーピング疑惑に揺れるROC(ロシア五輪委員会)のカミラ・ワリエワ選手(15)がミスを連発。15日のショートプログラムの1位から4位となった。演技直後に、エテリ・トゥトベリーゼコーチはワリエワに詰め寄り、「何で戦うことをやめたの?説明して!アクセルのあとくらいからまったく集中できていなかったわ!」と厳しい口調で叱責したと伝えた。
この様子に、番組に出演した風間晋フジテレビ解説委員は「容赦ないですよね。結果責任をワリエワ選手にすべて負わせる言い方。それがこのコーチと選手の関係性を表していると思う」と話した。続けて「一連のできごとは北京五輪通しての最大のスキャンダル。アスリートファーストってどうなんだということを含めて、総括しなきゃいけない問題」とした。
また解説のプロフィギュアスケーター村上佳菜子さんは、「ワリエワ選手は15歳なので、(五輪に)出た方がよかったのか、出なかった方がよかったのか、もう1回、見直していかなきゃいけないことなのかな」と出場したこと自体を疑問視した。