人気アニメ「鬼滅の刃 遊郭編」の最終回となる第十一話「何度生まれ変わっても」が13日、フジテレビ系で放送された。放送枠は通常の30分から45分に拡大され、「上弦の陸」の鬼・妓夫太郎と堕姫の兄妹の悲しい過去などが描かれた。
冒頭は前回までの激闘のおさらい。その後の本編は約32分間、CMを一切入れずに放送された。主人公・竈門炭治郎の声を担当する花江夏樹も自身のツイッターで「最終回はなんと本編中CMなし…!!」とアピールしていたが、地上波のテレビアニメとしては異例の対応だった。
戦いの緊張感を保ったまま、回想シーンまで見せる手法に視聴者も「神対応に感謝しかない」「おかげさまで泣きました」「映画見てるみたいだった」と驚いた。同じ時間帯には高木美帆が銀メダルを獲得した北京五輪のスピードスケート女子500メートルも生放送されていたが「オリンピックそっちのけでした」と“全集中”で鬼滅に興奮した声もあった。