松任谷由実 羽生結弦は「人間じゃない、彫刻を見ているよう」 苗場からエール「必ず結果を」

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 ステージで熱唱する松任谷由実=新潟・苗場プリンスホテルブリザーディウム
 ステージで熱唱する松任谷由実=新潟・苗場プリンスホテルブリザーディウム

 シンガー・ソングライターの松任谷由実(68)が7日、新潟・苗場プリンスホテルブリザーディウムで恒例のリゾートライブ「SURF&SNOW in Naeba」の初日を迎えた。北京五輪が開幕し、ユーミンも雪景色の苗場で連日テレビ観戦。テレビ番組で共演した、フィギュアスケート男子で94年ぶりの3連覇を目指す羽生結弦選手(27)にエールを送った。また、7月のデビュー50周年を前に、半世紀の歌手生活を振り返った。

 「サーフ天国、スキー天国」「恋人はサンタクロース」などウインターソングの名曲も多いユーミンは、2019年8月に日本テレビ系「24時間テレビ」のアイスショーで羽生選手と共演。自身が歌う「春よ、来い」に乗せ、羽生選手が華麗な滑りを披露した。

 リハで連日大忙しだが、開幕後は待ち時間にテレビ観戦。「(苗場ライブを)42回やっていますから、五輪を10回は雪景色の中で見ている」という、4年に1回のお楽しみだ。

 共演時の印象を「現役のオリンピアンは何回かお会いした事があるけど、あんなにすごい人はいない。滑ってらっしゃる姿に圧倒された。まず形が美しい。人間じゃない。彫刻を見ているよう」と、大絶賛の言葉を興奮気味に並べた。

 きょう8日のショートプログラムを前に「本番でスイッチが入ったらどんなオーラをまとわれるんだろうと思うと卒倒しそう」。3大会連続の金を狙う羽生に「必ず結果を出してくれる。明日は自分のステージ以上に興奮すると思います」と期待を寄せた。

 今回のライブは「Marathon man,keep running&never stop!!」がテーマ。半世紀を「音楽が好きで夢中にやっているうちにたってしまった」と回想し、50周年の先を「好奇心でやったことのないことに立ち向かってきたので、数字は関係なく同じ姿勢で先を目指したい」と思い描いた。

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