立憲民主党の蓮舫参院議員が3日、自身の公式ツイッターを更新。元日本維新の会代表でタレント・弁護士として活動する橋下徹氏の、メディアへの出演自粛を求める民間のキャンペーンを拡散し、賛同を求めた。現在は当該のツイートは削除されている。
蓮舫氏はツイッターで、「ツイッター民: 弁護士の橋下徹氏が連日テレビのワイドショーなどに出捲っていますが、どうみても特定の政党の関係者だと思います。不適当だと思うので出演自粛を望みます。」とする署名サイトの記事を引用リツイート。「以下のキャンペーンに賛同をお願いします!」と呼び掛けた。
橋下氏は2010年に地域政党「大阪維新の会」を立ち上げ代表に就任。12年には国政政党「日本維新の会」の代表に就任した。14年7月に解散後、同年9月に「維新の党」を結党し共同代表となったが、15年8月に離党。同年10月に国政政党「おおさか維新の会」(現・日本維新の会)を結党し初代代表を務め、同年12月の大阪市長任期満了に伴って政界を引退、現在は私人という立場で活動している。
署名サイトでは「橋下徹氏は日本維新の会の“生みの親”であり、今でも強い影響力を持っている事はご本人以外の誰もが感じている事だと思われます」「橋本氏は事あるごとに他の野党を悉く批判する事で結果的に維新をアシストしており特定政党と無関係とは言い難い状況だと常日頃から不快に感じておりました」「連日の様にテレビ出演し、維新の会が利する様な発言をすることは自称”私人”としてあるまじき行為だと思いますし、その彼の方言を垂れ流し続けているテレビ局の対応も公平性を欠いていて大問題と考えます」(いずれも原文ママ)と、橋下氏を断罪している。蓮舫氏は、この匿名による橋下氏への批判に賛意を示し、メディアへの出演自粛を求めた。