ファンレター1万通以上受けたバンドマンの「困る手紙」とは 思いを伝える「美文字練習帳」開発

今井 佳奈 今井 佳奈

 これまでに1万通以上のファンレターを受け取ったミュージシャンのYURAサマ(42、Twitter: @YURAsamaTakeshi)が、ファンレターを書く際に役立つ美文字練習帳「バンギャワーク」を制作し、31日までクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で提供している。数多くの手紙を読んできたYURAサマが、”困る手紙””うれしい手紙”のポイントを語った。

 「バンギャワーク」には「ヘドバン」や「モッシュ」、「仕切り」(場を取り仕切ろうとするファン)、「狙い」(ファンが出演者と個人的につながるため画策すること)など、”バンギャ”のファンレターでよく使われる72単語を収録した。受け取ったファンレターから抽出した例文も掲載し、各メッセージにYURAサマが「受け手側」の心境を赤裸々にコメント。ファンレターの書き方などの特集も盛り込んだ。

 20年間以上”推される側”として活動してきたYURAサマいわく、ファンレターを書く際のポイントは、相手に長文を読む習慣があるかを考え、適切な長さを見極めることだという。”長文OK”のYURAサマは「ノート1冊」の長い手紙をもらったことも。また、「なんであんなやつ(他のファン)を放っておくんだよ」などと言葉遣いが荒い手紙を受け取ったこともあると明かし、あいさつや言葉遣いなど「最低限」の礼儀も必要だと語った。

 印象付けるため毎回同じ便箋・封筒を使う工夫をするファンには「やっぱり覚えますよね。あの作戦はよくできているなと思います」と感心。一方で、「香水を振りすぎている手紙」は、持ち帰る際のかばんや部屋に匂いが充満してしまうといい「悪い意味で覚えてしまう」と注意を呼びかけた。

 YURAサマは「個人的に、きれいな字を書けた方がいいと思うので、みなさんが普段書くファンレターで練習できれば」と制作の意図を説明。「もらって嫌な気持ちになる人はいないので、ぜひ手軽にできる”推し活”として書いてあげてほしい」と期待していた。

 クラウドファンディングの募集は1月31日まで。26日時点で目標額の2倍以上の支援が集まっている。2月20日からは一般販売も予定する。

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