歌手のエド・シーラン(30)は、アニメ『サウスパーク』のせいでアメリカでクールに見られるチャンスが台無しになったと考えるようだ。エドは、赤毛であることが「呪い」と表現した同アニメのあるエピソードが人生の転機になってしまったと明かす。
スラム・ラジオでエドは「イギリスでは、赤毛は常にからかわれる対象だ。でもアメリカでは決してそうではなかった。アメリカではジンジャー(赤毛)の意味を、みんな知らなかったんだ」と説明、登場キャラクターのエリック・カートマンが赤毛になったエピソードの放映以来、人々の態度が明らかに変わったと感じているそうで「『サウスパーク』のあのエピソードが僕の人生を台無しにしたんだ。アメリカへ行くと、みんなが『君の髪が好きだ』と言ってて、僕は『なんてことだ、この髪が好きだって?』って驚いたものだ」「ところがあのエピソードが出た途端、(赤毛が揶揄の対象となることが)世界的なものになってしまったんだ」と冗談気味に語った。
一方、妻チェリー・シーボーンとの間に1歳4カ月になる長女ライラちゃんがいるエドは、昨年10月に最新アルバム『=(イコールズ)』をリリース、今年4月から「ザ・マスマティクス・ツアー」を開始するものの、家で家族と過ごす時間を増やしたいと考えており、「そのバランスを取ることが大事だ。これから始めるツアーが終わる頃には、再び同じようなツアーを行うとは思えないな」と、生活面でより良いバランスを模索していると明かしている。