人気コスプレイヤーえなこが30日、東京・江東区の東京国際展示場のコミックマーケット(コミケ)に登場した。アンバサダーを務めるボートレース多摩川の企業ブース、同レース場のアイドルキャラクター 静波まつりのコスプレ姿で、グッズ購入者に品物を手渡した。2018年秋からアンバサダーを務めており「短い時間でしたが、皆さんと触れ合うことができて良かったです」とあいさつした。
静波まつりはアイドルレーサーとして2013年に登場。当時の多摩川はボートレースの女子戦が盛んに行われており、女子レーサーによるアイドルフェスを開催するなど、サブカルへの理解が深かったことから、誕生につながったという。コミケの企業ブースには14年冬に初参加。18年秋からはえなこが度々コスプレ姿を披露している。コロナ禍でイベントが開催できなかった20年5月には、Vチューバーデビューを果たした。同レース場の担当者は「来年9月にはヤングダービーが開催されますし、静波まつりと一緒に盛り上げたい。対面で実施できた今回のコミケのように、レース場でもイベントが楽しくできるようになれればうれしいです」と語った。
SNSではフライングを嫌悪する独特のコメントが話題を集める静波まつり。同担当者は「ボートレースに関心がなかった人々に、幅広く魅了を伝えていきたい」と意気込みを口にしていた。