お笑いコンビ・ハライチの澤部佑が23日深夜に放送されたTBSラジオ「ハライチのターン」で、敗者復活から勝ち上がったラストイヤーの「M-1グランプリ2021」について、ネタ後に家族から届いたメールを見て号泣したことを明かした。
番組ではラストイヤーとなった「M-1」を振り返った。岩井勇気は本番前日に突然新ネタを作り出したことや、大好きな母親からメールで「暖かくしていきなよ」というエールが届いたことなどを明かした。
見事敗者復活で返り咲き、ファイナルに進んだ2人は「新ネタなんて早く見せたくてワクワク。楽しくてしょうがなかった」と岩井は興奮隠せず。ファイナル本番では気持ちが高ぶりすぎて、ステージに上がる際のせり上がりでは、岩井は澤部に「もういいよな」と声をかけ、澤部も「そうだな、楽しもう」と返答したことを明かし「恥ずいな」と照れた。
結果は636点で決勝3組には残れず、ハライチのM-1は終わった。それでも岩井は「点数は奮わなかったけど、そうだ、俺たちはM-1で優勝できる漫才師じゃなかったんだ、15年で分かったと。でもそれがいい。これから違うパターンの漫才を作れるという晴れやかな気持ちになった」と胸を張った。
本番後は、長年M-1に向けて頑張ったスタッフから「ご苦労様」と言われ、「澤部を見たら泣いていた」(岩井)と暴露。澤部は「ギリギリ耐えたと思って、1回トイレに行ったの」と泣いてはいなかったと弁明。
だがトイレの中でスマートフォンを見ていた時に「妻からLINEが来て、『お疲れ様、娘もめっちゃ笑ってたよ、ハライチファンも増えたんじゃないでしょうか』と」というメッセージとともに、M-1を見る7歳の長女の写真が送られてきたという。
それを見た澤部は「トイレで死ぬほど泣いちゃってね。ヒィーヒィーって」と号泣してしまったと告白。「娘の顔がすごいんだよ。面白くて、楽しくてワハハという顔じゃなくて、自慢のパパですみたいな顔してるの。それでウワって(泣いた)」と打ち明けていた。