28歳の米ラッパーが死去 出演フェス会場で出番直前に刺される 「ステージ裏で口論」と主催者

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写真はイメージ(9dreamstudio/stock.adobe.com)
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 米ラッパーのドレイコ・ザ・ルーラーが刺殺された。28歳だった。ドレイコこと本名ダレル・カルドウェルさんは18日、ロサンゼルスのワンス・アポン・ア・タイム・フェスティバルでのパフォーマンスが予定されていたが、TMZによると当日ステージに上がる前に刺され、危篤状態で病院に搬送。その後死亡が確認されたという。

 フェスティバルを主催したライブ・ネイションは「ステージ裏で口論があった。関係者への配慮ならびに地元当局、アーティスト、オーガナイザーらと調整した結果、フェスティバルの残りのセットを行わず1時間早く終了することに決定しました」と声明を発表。スヌープ・ドッグといった大物アーティストのパフォーマンスもキャンセルされていた。

 メジャーシーンでの成功こそなかったものの、ロサンゼルスのラップシーンでは知られた存在だったドレイコ。コラボした経験のあるドレイクはインスタグラムにこう追悼の言葉を綴っている。「こんなふざけたことが現実?一体どうなってんだ。お前のエネルギーはいつだって俺の魂を高ぶらせていた。RIPドレイコ」

 2015年にミックステープでデビューしたドレイコは17年に銃器の不法所持で11カ月間刑務所で過ごし、18年3月には16年に起きた銃撃事件の殺人罪で再度拘留されるもその後19年7月に無罪となっていた。

 今年2月にドレイコはアルバム『ザ・トゥルース・ハーツ』をリリース、『トーク・トゥ・ミー』でドレイクとのコラボを果たしていた。

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