ビリー・ボブ・ソーントン(66)は、レコード、テレビ番組、映画をそれぞれ毎年作っていきたいという。6回の結婚歴があり、3人の女性との間に4人の子供がいるビリーは、自分の仕事全てが好きなだけに、それらの「バランスを取る」ことを考えており、また、複数の収入源を得られる点でも有益だと明かしている。
ビリーはピープル誌にこう話す。「たぶん、音楽、映画、テレビのバランスを取って行くと思う。つまり、できることなら、毎年レコードを作ってツアーに出て、映画とテレビを1つずつ作る。とても素晴らしい。それに、僕には面倒を見なきゃいけない子供がいるし、いいんじゃないかな」
「イエローストーン」の前日譚である「1883」では連邦保安官、ジム・コートライトとして登場するビリー、ストーリーを語る上でテレビドラマシリーズは「未来」と考えているそうで、「最近のストリーミング番組や『1883』のような作品は、まるで映画みたいだよ。すごく映画っぽいし、何度もエピソードを重ねてストーリーを展開することができる。僕はとても賛成。いろんな意味で未来だと思う」と語った。
ちなみに同ドラマの役はビリーのために特別に書かれたそうで、ビリーは友人のサム・エリオット、ティム・マグロウ、フェイス・ヒル、そして製作者のテイラー・シェリダンと一緒に仕事をするそのチャンスに飛びついたそうだ。「こう言う番組って、人々が今見たいと思っているものだと思う。見るのに時間がかかるものによって、自分自身に投資したいと思っているから」
そんなビリーは、自分のキャラクターの中にある善と悪の間の「細い境界線」が好きだそうで、「それは、西部開拓時代のやり方のようなものだ。旧西部の特徴のひとつは、連邦保安官や保安官などになった人の多くが、かつては銃の名手や無法者だったってこと」「悪人と善人の間にはとても細いラインがあって、悪人を保安官として雇いたいと思うのは、彼がそのやり方を知っているから」と続けた。