米国の超大物歌手　全楽曲の音源、著作権をソニーに５７１億円で売却

　ブルース・スプリングスティーン（７２）が自身の全楽曲を５億ドル（約５７１億円）で売却した。マスター音源及び著作権をソニー・ミュージックに売却。ビルボードによると、大ヒットアルバム「ボーン・イン・ザ・Ｕ.Ｓ.Ａ」を含めた全ての曲をソニーが所有することになったようだが契約の詳細については現在明らかになっていない。

　ここ１年でブルースの他、ポール・サイモン（８０）、スティーヴィー・ニックス（７３）、ニール・ヤング（７６）らが自身の楽曲を売却。昨年１２月にはボブ・ディラン（８０）がユニバーサル・ミュージック・グループに６００曲以上の著作権を売却した。３億ドル（約３４３億円）の契約だったとされており、同グループは「今世紀、音楽著作権に関する最も重要な契約だった」と発表していた。