O・J・シンプソンが「完全に自由の身」に 強盗などの罪で9年間服役後、仮釈放だった

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O・J・シンプソン
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 O・J・シンプソン氏(74)が、「完全に自由の身」となったという。元NFLスター選手は、ラスベガスでの誘拐と武装強盗の罪で9年間服役した後2017年10月から仮釈放となっていたが、ネバダ州公安部によると、現在シンプソンは監視下に置かれていないという。

 シンプソンの保釈の期限は22年2月9日だったものの、12月6日にすでに完全な釈放を迎えていたそうで、シンプソンの弁護士マルコム・ラヴァーン氏は「シンプソン氏は、今や完全に自由の身です」と話している。

 シンプソンは07年9月、5人の男と共に武装してラスベガスにあるカジノのホテルの一室に押し入り、記念品を盗んだ容疑をかけられ、その内4人は重罪を認めたものの、シンプソン本人は、以前盗まれたものを取り返しにいっただけだと主張していた。そして17年の審理でもシンプソンは無罪を主張。さらに服役中の良い行動を理由に家族の元へ戻れるよう保釈を求め、それが許可されていた。

 そんなシンプソンは1994年、元妻ニコール・ブラウン・シンプソンとその友人ロナルド・ゴールドマンを殺害した容疑をかけられたものの無罪になったことが有名だが、その翌年に遺族が起こした民事訴訟では、2人の死の責任があるという判決を下されていた。

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