アクティビストの石川優実氏が12日、自身の公式ツイッターを更新。昨年急死したプロレスラー・木村花さん(享年22)の母で、元プロレスラーの木村響子さんが10月、石川氏らが立ち上げた団体「Online Safety For Sisters」の呼び掛けに不快感を示した点に触れ、謝罪の必要はないとの見解を示した。
木村さんは10月12日、同団体の公式サイト上に掲載された「SNS上の誹謗中傷によって、自ら命を絶った人もいます。孤立させ、助けてあげられなかったことが、くやしくてたまりません」などとした呼び掛け文に対し、ツイッターで「この一文、必要ですか?あなたたちがいたら、助けてあげられたんですか?そういう言葉で、わたしたちは何度も何時も無力さに心をえぐられています」と不快感を示していた。
石川氏は今月9日から、エッセイストの室井佑月氏の夫で10月31日投開票の衆院選で当選した米山隆一氏の発言などをめぐり、ツイッター上で室井氏と激しい〝論戦〟を展開。室井氏は12日未明、「あなた木村花さんのお母さんの心をえぐることをして、謝罪もせずにそのままなんですってね?」と指摘した(現在は削除)。
石川氏はこの日、ツイッターで「木村花さんのお母さんの件ですが、私達もまた当事者です」と発言。「お母さんを悲しい気持ちにさせたのは事実なのでその文言はHPから消しました」と、呼び掛け文が木村響子さんに不快感を与えたことは認めた。
その上で「私たちは花さん以外の過去に無くなった方にも同じように思っていますし、それは花さんがなくなる前からです」と説明。「私たちは謝罪が必ずしも必要だとは判断していませんし、花さんのお母さんから謝罪をしてくれと連絡もきていません」と自身の考えを記した。