58歳人気俳優 ジョージ・クルーニーを負傷させた過去を語る 「彼は許してくれた」

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マーク・ストロング
マーク・ストロング

 マーク・ストロング(58)は、映画「シリアナ」撮影時にジョージ・クルーニーを殴ることが怖かったという。2005年に公開された同スリラー映画で共演。暴力を振るうシーンを要求されたものの、それがあまりにも激しかっため、ジョージが背中を負傷してしまった経緯がある。ジョージは同作でアカデミー助演男優賞を受賞している。

 マークはメトロ紙に「大きな責任を感じていたよ。ジョージは椅子に縛られたままの状態で倒れることを選び、実際に背中を痛めてしまったんだ」「何年か後に彼に会った時、僕にも責任があると思ったけど、彼は許してくれた」と語った。

 一方、マークは同映画とロマン・ポランスキー監督の「オリバー・ツイスト」への出演が、自身の映画キャリアを決定づけたと考えており、その結果、高い評価を得ているコーエン兄弟監督の目に留まったという。「ポランスキー監督の『オリバー・ツイスト』に出演し、『シリアナ』ではイスラム教徒のテロリストを演じて、ジョージ・クルーニーを殴ることになった」「コーエン兄弟から電話がかかってきて、2つの役を同じ俳優が演じているとは信じられないと言われたよ」とマークは続けた。

 そんなマークは先日、BBCドラマ「アワー・フレンズ・イン・ザ・ノース」で共演したダニエル・クレイグと酒を飲んだ後、「007」シリーズの悪役を演じるチャンスを逃してしまったことを明かしている。

 マークは、こう振り返った。「どの映画だったか覚えてないけど、僕はピアース・ブロスナンの007映画で悪役を演じることになって、セリフを覚えていたんだ」「それで、天狗になっていたんだよ。オーディションを受け始めた頃は、セリフを覚えることなんてなくて、監督と一緒に読むだけだったからね」「でも、その前の晩に、ダニエルと飲みに行ったんだ。彼がボンドをやるずっと前さ。最悪なことに、僕はちょっと飲み過ぎてしまったようなんだ」

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