東京・秋葉原のガンダムファンに向けたコンセプトカフェGUNDAM Café TOKYO BRAND COREは22日、人気アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズに登場した〝再現食〟を提供する「ガンダムカフェコスチュームコレクション 2021 オータム」を開始した。11月30日までの期間中は「機動戦士ガンダム」ガルマ・ザビ、「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」シロー・アマダ、「機動戦士ガンダムUC」バナージ・リンクス、「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」ハサウェイ・ノアの4人が、「機動戦士Zガンダム」アムロ・レイとクワトロ・バジーナが同店の制服姿で描かれた特別ボードが店頭や店内に設置される。
再現食はアニメ制作のサンライズが監修し、「⾷材のサイズ感」「量」「盛り付けのレイアウト」「⾷器の質感」「時代背景」を反映させた。同店は「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」の再現食「連邦の配給食」を挙げ、オープニングに映るシーンから、野菜のざく切り感や盛り付けのレイアウト、食器の質感を考証したと説明。「このシーンの直後、兵士は『必死で働いたにも関わらずこれだけの量しかない』という残念な表情を浮かべます。その表情から食材を仮定し、実際の軍食をイメージして、満足感の高い濃いめの味付けを施しています。一年戦争以前の配給食は、彩りや栄養に偏りがありますが、『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』で描かれたダバオ空軍基地士官食堂の食事シーンでは、彩りや栄養バランスを整えメニューにもバリエーションが用意されるなど、食事からも時代背景が鮮やかに描かれています」とこだわりを述べた。
再現食は次の通り。
◆ダカール演説のあとに(1320円)『動戦士Zガンダム』第37話「ダカールの日」より、アムロとクワトロがダカール演説の直後に乾杯したドリンクを再現。「君のおかげでエゥーゴもカラバも今までになく盛り上がっている」というアムロのセリフを描いたトルティーヤと、ダカールがあるとされるアフリカ大陸の郷土料理をアレンジした、鶏肉とジャガイモのスパイス炒め(カレー風味)が盛り付けらた。
◆アーガマ艦内食(1650円)『機動戦士Zガンダム』第32話「謎のモビルスーツ」より、クワトロやカミーユが食べていたアーガマの艦内食をプレートの質感や肉の厚みなど忠実に再現。レコアからもらったエゥーゴの牛乳は特製のステッカーを牛乳パック型の瓶に貼ることで表現した。「人の心の中に踏み込むには、それ相応の資格が要る」とのクワトロのセリフが頭に浮かぶメニューになった。
◆ガルマ専用パイロットランチ(1430円)『機動戦士ガンダム』第10話「ガルマ散る」より、ニューヤークで開催された社交パーティーの中で、ガルマとシャアが飲んだ一杯を再現。高貴なガルマによく似合う「ガルマ専用パイロットランチ」とのセット。シャアが「前線でラブロマンスか。ガルマらしいよ。お坊ちゃん」と冷やかしたセリフが思い浮かばれる。
◆連邦軍の配給食(1430円)『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』オープニング映像より、シローが所属する連邦軍が、雨の中配給された食事をプレートごと再現。エレドアのように配給食がずぶ濡れになる心配は無用で、安心してドライカレーなどを楽しめる。
◆思い出のホットドック(1210円)『機動戦士ガンダムUC』episode1「ユニコーンの日」より、バナージがオードリーと一緒に食べたホットドックを再現。さらにepisode5「黒いユニコーン」内で、ビスト財団にとらわれていたオードリーが食べていたローストビーフを添えた一品。2人をつなぐ思い出の一品が完成した。
◆ダバオ空軍基地士官食堂 ~ハサウェイ・ノア~(1650円)、~ケネス・スレッグ~(1650円)『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』にて、ハサウェイがダバオ空軍基地士官食堂内でケネスやギギと一緒に食べた食事をプレートごと再現。
◆ダバオ空港・VIPルームにて~ハサウェイ・ノア~(770円)、~ギギ・アンダルシア~ (770円) 『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』にて、ダバオ空港のVIPルームでハサウェイとギギが言葉と心を通わせたシーンで両者が手にしていたドリンクを再現。
大阪のGUNDAM SQUAREでは「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」の再現ドリンクのみが販売される。食事の日時予約、特製パネルの配置スケジュールなどの詳細は公式HPまで。