人気ボーイズグループが7年ぶりライブツアー 末期の脳腫瘍患うメンバーも出演

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ザ・ウォンテッド
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 ザ・ウォンテッドが新曲を含んだグレイテスト・ヒッツのリリースと、7年ぶりのライブ日程を発表した。11月12日にリリースされる「モスト・ウォンテッド-ザ・グレイテスト・ヒッツ」には、「オール・タイム・ロー」「グラッド・ユー・ケイム」「ゴールド・フォーエバー」「チェイシング・ザ・サン」「ウォークス・ライク・リアーナ」「アイ・ファウンド・ユー」「ウォーゾーン」「ショウ・ミー・ラヴ」などのヒット曲の数々のほか、マックス・ジョージ作曲による新曲が収録される。

 さらに、昨年夏に末期の脳腫瘍を患っていることを公表したトム・パーカーが今月20日にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで開催するチャリティーコンサート「インサイド・マイ・ヘッド」にも出演、メンバー揃ってステージに登場するという。

 2014年に活動休止した同グループは、昨年結成10周年企画を用意していたものの、コロナ禍で実現できなかったこともあり、今回再結成を決めたという。

 がん治療以外のことに取り組める喜びをトムは明かしている一方、ネイサン・サイクスは新曲について「すごく良い出来だ」「またスタジオでレコーディング出来るようになったのは嬉しい。ジェイ(マクギネス)とシヴァ(カネスワラン)はアメリカで収録して僕ら3人はイギリスでやった。また一緒にやれて楽しいよ」と話した。

 ザ・ウォンテッドが最後に発表したアルバム「ワード・オブ・マウス」は全英チャートでトップ10入りする人気となっていたが、その後トムとネイサン、マックス、シヴァはソロ活動のほか演技にも挑戦、さらにジェイはウエスト・エンド舞台でも活躍している。

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