神戸のご当地アイドルグループ・KOBerrieS♪が5日、神戸市のライブハウス「神戸チキンジョージ」で、結成9周年記念ライブを行った。2012年のグループ結成から9周年を迎えたライブ。今年4月に加入した11期生2人を含めて6人のメンバーで、代表曲「ポートタワー」「思い出エール」など16曲を熱唱した。
今年加入した3人の11期生にとっては、初めて迎える周年ライブ。1月に加入した井上怜奈は「初めての節目となる大きなライブに参加させていたけて、全16曲すべてに参加することができて、本当にうれしかったです。ギリギリまで頑張って練習して、先輩方や同期にたくさん助けてもらって、仲間の大切さを痛感しました」と笑顔で話した。
4月に加入した中家温香は「入って3カ月ちょっとで、新衣装も着させてもらってレコーディングもできて、いい経験させてもらえてるなと思います。今回は曲数が多くてかなり練習で詰め込んで大変だったんですけど、ちゃんと踊り切れて、すごいいい思い出になりました」と満足そうな表情。廣瀬未沙は「節目のライブに参加させていただいて光栄です。まだまだ表現力やダンスパフォーマンスの質もダメだなと思うところがある、10周年に向けてよりレベルアップして、先輩方に追いつけるように、そして誰かに憧れられる自分を確立したいと思います」と前を向いた。
またこの日は、「あやね」の名で１期生として2015年4月まで活動し、現在は女優の塗木沙綾もゲスト出演。6年ぶりのステージで2曲に参加した。ファンに向け「温かい目で見守って下さいね」と呼びかけつつも、「やっぱり体が覚えてますね」と、堂々のパフォーマンスを披露した。
終演後は「ステージって、こんな感じだったんだな…っ。すごい緊張しました」とニッコリ。「私は初めてのKOBerrieS♪が初めての芸能活動で、ステージに堂々と立つというのが身についたと思います。卒業後に文学座の研究所に入ったんですが、そこでも『堂々としてる』ってみんなに言われましたし、このグループにいて良かったなと本当に思います。KOBerrieS♪で身についたこと、助けられたこと、自信につながったことがたくさんありました」と感謝も述べ、後輩に向けては「やってるときは実感はわかないかもしれないけど、卒業した後にありがたさが分かってくる。今の活動を信じて頑張ってほしいです」とエールを送った。
