三原じゅん子副大臣 尾身氏のバッハ会長批判に天仰ぎ→ガン見で睨む

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 三原じゅん子氏(2010年撮影)
 三原じゅん子氏(2010年撮影)

 三原じゅん子厚生労働副大臣が25日、衆院厚生労働委員に出席。政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長の答弁で、天を仰ぐ場面があった。

 尾身氏は、緊急事態宣言下での感染爆発が止ままらない中、東京パラリンピック開幕に合わせて国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が23日に再来日したことについて、「なんでわざわざ来るのか。普通の、コモンセンス(常識)なら(来るべきではないと)判断できる」と激しいトーンで批判した。

 バッハ会長は五輪閉幕後に帰国したが、国際パラリンピック(IPC)の招待を受け、24日のパラ開幕式に出席するため、23日に再来日した。帰国前には夫人とSPを伴って“銀ブラ”(銀座観光)も楽しみ、批判を浴びていた。

 尾身氏は「バッハ会長が、人々にテレワークを要請してる時に、また来るんです。バッハ会長の挨拶が必要なら、なぜ、オンラインでできないのか」「国民に(不要不急の外出の自粛を)お願いしてるんだったら、オリンピックの会長、なんでわざわざ来るのか」と批判。

 続けて「普通のコモンセンスなら判断できるわけですね、もう1回(日本に)来てるんだから、銀座にも1回行ったんでしょ」と皮肉も込めると、三原氏は天を仰いでうなずき、眉間に深い皺(しわ)を寄せてカメラ方向をにらみつけるような厳しい視線を投げかけていた。

 三原氏は24日、インスタグラムに、オンライン会議でパソコン画面を凝視する写真を投稿し、「会議は基本オンラインで!」と呼びかけていた。

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