『アバター』クオリッチ大佐役俳優、最終作脚本で泣いた「信じられない感動。観客も同じ気持ちに」

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ジェームズ・キャメロン監督
ジェームズ・キャメロン監督

 俳優スティーヴン・ラング(69)が、『アバター』の最終作の脚本を読んで泣いたという。2009年に公開され大ヒットした同映画の続編全4作で悪役マイルズ・クオリッチ大佐を続投することになっているスティーヴンは、ジェームズ・キャメロン監督が作り上げた「美しい物語」や、細やかな描写の数々を完成させたその手腕を称賛している。

 「最後の脚本を終えた時、僕は涙が溢れていたよ。とても美しいと思ったんだ」「信じられないくらい感動した」「観客の皆さんにも同じ気持ちになってほしいと願っているし、そう信じてる。彼の見事な仕事ぶりの一つは、ページから舞台へと、まさに文字通りの移行で表現していることだ」「読んだそのままが、彼の作品から得られる。いや、それ以上のものだと思う」とスティーヴンはコライダーに語る。

 また、自分のビジョンの妨げになるような問題に対しテクノロジーを駆使し対処するキャメロン監督の姿勢にも感服したとして、こう続けた。

 「彼はこの作品で、間違いなく大きな力を発揮した。内容を漏らすわけにはいかないけど、彼と一緒にあるシーンに取り組んでいる時、スケール上の問題があったんだ。それしか言えないけどね。それは全く手がつけられないものだった」

 「全てが止まってしまうような状況。あの時には、彼以外の誰も気づいていない問題。それで、彼は解決策を考えなければならなかった」

 「次の日、彼はとても興奮した様子で私のところに来て、『これをやるためのアルゴリズムが分かったよ』と言って、それを始めた。僕は彼を見て『一体何を言っているんだ?何を言っているのか、さっぱり分からない』って思ったけど。でも、彼はやり遂げたね」

 「彼はキャリアの中でこんなことをずっと続けている。それはとてもクールで、とても素晴らしいことだ」

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