声優・落合福嗣、プロ野球3冠王の父・博満氏からガンダムの動きで解説受け感銘

山本 鋼平 山本 鋼平

 劇場アニメ『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』でレイモンド・ケイン役の声優・落合福嗣(33)が11日、都内映画館で上映後トークイベントに登壇した。元プロ野球選手で現役時代に3度の三冠王に輝き、引退後は中日監督を務めた父・博満氏(67)からΞガンダム(クスィーガンダム)の動作について、解説を受けたことを明かした。

 今作の印象に残った場面を登場人物やモビルスーツの指の動きだとした落合。「僕の父は人より野球が上手なんですよ」と博満氏とともに自宅で鑑賞したことを明かし、その際、Ξガンダムが小指から薬指の順番に扉をつかむシーンを「なぜ小指からなんだろう」と、疑問を口にしたという。すると博満氏から「その方が力が出るんだよ。バットを握るときは小指から握って、小指から力を入れてやさしく握ると、力が入るし手首が楽に動く。ガチッと握ると手首が固まってしまう。それと同じだよ」と説明を受け、納得したという。その後、Ξガンダムがビームサーベルを鮮やかに操るのも、同じ理由からだと改めて感じ入ったという。

 落合氏は博満氏とともにガンダムシリーズの大ファンで知られている。また、7歳と5歳の娘もガンダム好きで3世代で見続けている。今回、初めてガンダムシリーズへの出演を果たした同作は興行収入20億円超えを果たし大ヒット中。ガンダムシリーズ歴代最高である『機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙編』(1982年)の興収23億円を射程範囲に捉えている。「みなさまのおかげでハサウェイを20億の男にしていただきました。引き続きハサウェイを23億の男にしていただけるよう、よろしくお願いします」と会場のファンに呼び掛け、イベントを締めくくった。

 

 

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