人気俳優「大変だった」自宅で毛布にくるまりアテレコ コロナ禍でスタジオ利用できず

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ジェイク・ギレンホール
ジェイク・ギレンホール

 俳優ジェイク・ギレンホールは、アニメ映画『スピリット・アンテイムド』の声の録音を「毛布の下」で行ったそうだ。新型コロナウイルスのパンデミックの影響により、担当の声を自宅で多く収録しなければならなかったジェイクが、良い音声を得るための苦労を明かした。

 「演じている時は基本的にずっと跪いて、ベットの側で祈りの姿勢だった。頭の両サイドには枕を置いて、とても重い毛布をかぶりながらね。アニメーターが顔の表情を捉えられるように、僕たちには演技用のカメラもあったから、スクリーンを支えながら同時に話すのは大変だったよ。ものすごく暑かったし」とジェイクは振り返る。

 一方、共演のジュリアン・ムーアも、自宅で声を録音しなければならかったそうで、「ニューヨークがロックダウンした時、私たち家族は1000平方フィート(約93㎡)くらいの小さな別荘へ移動したの。だから、娘や夫や犬たちが入ってこないような、どこか部屋の隅を見つけなければならなくて、ドアの隙間をタオルで詰めたランドリー室の片隅で行ったわ。音声がまともに撮れる隅っこを見つけるのは大変だった」と語る。

 また、レコーディング中に他の人と一緒にいないのは「奇妙」だったと明かすジュリアンは、「アニメーションでも、通常はスタジオで録音するのよ。これまでの人生で、自分のセリフを声に出して言うことがプロセスの一部であると感じてきた。だから、1回録音したものが戻ってきて、『このシーンのこの部分をカットして、代わりにこの台詞を置き換えたから、この台詞はここで使うことができます』っていうやり取りも奇妙だったわ」と続けた。

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